2017年12月6日水曜日

被後見人が亡くなられました

成年後見制度は、認知症や障害が原因でご自分で財産管理や契約が難しい方に代わり、第三者がご本人のために財産管理等を行う制度です。

つなぐでは、後見業務を多数あつかっていますが、先日、そのうちのお一方が亡くなられました。

後見人は、ご本人が亡くなることで業務終了となりますが、頼れる親族がいなかったりするケースが多いので、亡くなられたからといって、はい終了です、とはいかず、その後の事務手続きを事実上行うことが多いです。

今回も、葬儀会社を手配したりお寺と打合せをしたり、バタバタと・・・。(ハプニングが度重なることも少なくなく、そのときは事務所はてんやわんやです^^;)

そして、最後は、相続人へ財産の引渡しになります。相続人の方が多数いらっしゃったり、遠方にいらっしゃると、預金の相続手続などご自分で行うのが難しいという方もおり、そのときは、遺産承継業務を受任します。相続人間で揉めてしまうケースは受任できませんが。

このように、後見業務はとてもスパンの長いお仕事なのです。